ただし『明日ちゃん』の魅力は,日常系特有のゆるいコミュニケーションに加えて,身体的な距離感や接触を描くことによって,いわゆる”百合”に近いーあくまでも「近い」だけなのだがー要素を意図的に盛り込んでいる点だ。 ”というところが一番の魅力であり、作品の中枢なんです。 2012年にアニメ放送20周年を迎えた『セーラームーン』は、そのアニバーサリー企画として、リメイク版のアニメ制作や、コスメやランジェリー、スイーツの有名ブランドとのコラボレーショングッズを販売するなど、幅広く商品を展開。
しかもこのアニメ、分刻み、いや、秒刻みでこちらの常識を混乱させるようなぶっ飛んでトンデモ展開を繰り出してくるので、真面目に内容に突込みを入れていたら多分それだけで一生を終えてしまう気がします。 タキシード仮面は敵を倒す手助けはしますが、あれはパフォーマンスとしてバラを投げているだけといいますか(笑)。 この辺りの整合性を意識したのが、いわゆるオサレアニメなんでしょうけど、面白いかどうかは別問題です。
同世代の女性に会って、「『セーラームーン』で誰が好きだった?本書では、国民的アニメ『美少女戦士セーラームーン』(※ 以下、『セーラームーン』)シリーズが放映された1992年から1997年の間に、少女期を過ごした現在のアラサー女性を“セーラームーン世代”と名づけ、彼女たちの人格、価値観、異性観、美的感性の形成に同作品が大きく影響していると推測。
ライター・編集者の稲田豊史氏の著書『セーラームーン世代の社会論』が、アラサー女性の間で密かに話題を呼んでいる。事実上、大きなお友だちはこのラストに興奮し、続編を待ち侘びるようになるのだ。本質的に男には頼らず、女の子だけのチームで物事を解決していくという。 さらに、“激しいバトルを繰り返しながらも女子性を捨てないセーラームーンたちを観て育っているから、今のアラサー女性たちは通勤ファッションや仕事で使う文具などにこだわりを見せ、あらゆるところで女子性をキープしようとする”…と稲田氏は著書で述べているが、それもあながち嘘ではなさそう。
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